ありのままに見えていない?|コンディショニング バイアス コーチング
「人は世界をありのままに見ている」
私たちはついそう思い込んでしまいます。
ですが実際には私たちは
“自分の解釈を通した世界”を見ています。
例えば
子どもの頃に何度も怒られながら育った人は
相手の少し強い口調を聞いただけで
「責められている」と
感じやすくなることがあります。
一方で、同じ言葉を聞いても
別の人は「期待されている」と
受け取るかもしれません。
出来事は同じでも
受け取り方は人によって大きく違うのです。
これは心理学でいう
「コンディショニング」の影響です。
過去の経験によって
脳が特定の反応パターンを学習している状態です。
例えば、
「失敗すると恥ずかしい」
という経験を繰り返した人は
新しい挑戦を見ると
無意識にブレーキがかかります。
逆に、挑戦すると成長できる」
という体験を重ねた人は
未知のことにワクワクしやすい。
また過去に
人間関係で裏切られた経験がある人は
相手の何気ない一言に敏感になり
「嫌われたのではないか」と
不安を感じることがあります。
しかし、ここで大切なのは、
“そう見えている”ことと、
“実際にそうである”ことは
違うということです。
脳は
自分が信じているものを証明する情報を
集めようとします。
「自分はダメだ」と思っていると
うまくいかなかった場面ばかりを記憶し
「自分は愛されている」と感じていると
人の優しさに気づきやすくなる。
つまり
私たちは現実を見ているというより
“自分の思い込みを通して世界を編集している”のです。
だからこそ
自分の感じ方を否定する必要はありませんが
「これは事実だろうか?
それとも過去の経験による解釈だろうか?」
と問いかけてみることは、とても大切です。
その問いが増えていくほど
私たちは少しずつ
“思い込みの世界”から自由になり
本来の可能性を広げていけるのだと思います。
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