三日坊主の科学
2020/03/18
何かを始めても
なかなか続かずに
すぐにやめてしまう。
そんな人のことを
三日坊主などと
表現します。
そう言われると
多くの人が
「私にも経験ある。」
と思うことでしょう。
三日坊主は
生命の機能として
ごく当たり前の
現象なのです。
それは
ホメオスタシス
(恒常性維持機能)
が正常に働いている
おかげなのです。
体温が上がりすぎると
汗を出して体温を下げ
下がりすぎると
筋肉を震わせて
体温を上げる
こうやって人は
36.5度くらいの
平熱(コンフォートゾーン)を
維持しています。
これが
ホメオスタシスです。
もちろんこれは
マインドにも
働きます。
何かを始める
というのは
コンフォートゾーンから
一歩踏み出すという
行為です。
今までの
心地よい空間から
そうでないところへ
進んでいくことで
居心地の悪さを
感じてしまう
行為なのです。
ですから
ホメオスタシスが
働いて
ちゃんと元の
コンフォートゾーンに
戻してくれる。
それが
三日坊主という
現象です。
ですから
三日坊主は
誰しも経験すること
経験して当たり前の
ことなのです。
では
三日坊主を
克服するには
どうすればいいのか?
コンフォートゾーンを
変えればいいのです。
例えば
ダイエットで
10キロ痩せるぞ
と思っていても
現状の体重や
現状の食事・運動の程度が
コンフォートゾーンであれば
ダイエットを始めても
三日坊主で終わります。
しかし
10キロ痩せた体重
それを達成している
食事や運動の程度が
コンフォートゾーンになれば
それをしていないと
居心地の悪い状態が
作れるのです。
体温が上がり過ぎて
自然と汗が出るように
現状が居心地が悪く
自然と運動したり
食事を減らしたり
するマインドが
作れればいいのです。
現状が
本来の自分ではない。
10キロ痩せた状態が
本来の自分である。
というイメージを
リアルに感じることで
ダイエットをせずには
いられないマインドの
状態に持っていきます。
ゴールのイメージを
いかに強くするか。
これが鍵になるのです。
三日坊主は
コンフォートゾーンが
動かない限り
ごく当たり前の
現象だったのです。