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自分の判断を人の責任にしない

自分の判断を人の責任にしない

2020/03/09

新型コロナウィルスの
影響で様々なイベントが
中止になっています。

様々な組織のリーダーも
イベントをするのか
しないのかという判断を
迫られています。

コロナウィルスへの
危機意識は人によって
違います。

「極めて危険だ。」
と感じている人もいれば
「大したことはない。」
と感じている人もいます。

いずれにせよ
その人なりに
様々な情報を
取り入れて
判断しているのだと
思いますが、

組織で何かをする
またはそれをやめる。
となった場合
ある程度リーダーの
判断に従う場面が
出てきます。

問題はその
リーダーの判断が
自分の価値観と
異なった場合です。

例えば総理大臣が
全国の学校に
休校の要請を行ったとき

各学校の
設置者の価値観が
総理大臣の判断と
違った場合です。

「そんなのは困る。」
「急に準備はできない。」
と批判しながらも
渋々その判断に従う人もいれば

「その判断は受け入れられない。」
と言って
休校をしなかった
学校の設置者もいます。

新型コロナウィルスですから
人類にとって
未知のウィルスであり

現時点では
そのどちらが
よりよい判断だったか
誰もわかりません。

私は総理大臣の判断に
従った人も
従わなかった人も
それぞれ
自分の価値観で
判断されたのだと
思います。

そこで
私が言いたいのは
その自分の判断を
人の責任にしない。
ということです。

残念ながら
「総理大臣が言ったから
 やむを得なかった。
 私は本当はやりたくなかった。」
と人の責任に
してしまう人がいます。

中には
「どう責任を取るんだ。」
と責める人もいます。

この例は
国や地方公共団体という
組織の例ですが
そのほかの組織にも
その組織のルールと
いうものがあります。

ルールに従うという
一定の強制力は
あるでしょう。

しかし、
そのルールに従うかどうかの
最終的な判断は
自分自身が下したはずなのです。

新型コロナウィルスという
未知の病原体を前に
みんな手探りで
判断をしている中で
その判断を
人の責任にして

「私は悪くない
 悪いのはあの人だ。」
という態度は
コーチング的に言っても
あまり賢明な態度だとは
言えません。

自分の人生の舵取りを
他人に委ねる態度です。

自分の人生は
自分のものです。

最終的には
自分自身で
判断を下すのです。

ちょうど昨日
テレビ番組で
東日本大震災の
大津波の検証を
やっていました。

最高で40メートル近くまで
達したという大津波の
第一報は
「予想される津波の高さは
 3メートルです。」
というものでした。

大津波で
家族をなくした人は
インタビューで
涙ぐみながらも
こう言っていました。

「逃げなかったのが悪い。」

「3メートル」
と言っていた
そのお知らせを
責めてはいませんでした。

全て人生の判断は
自分の責任である。

ということを
壮絶な体験の中から
学び得た人なのだろう
と思いました。

新型コロナウィルスに限らず
様々な場面で
判断を迫られることが
あります。

その時点で
知りうる情報を
しっかり得た上で

最終的に判断するのは
自分自身です。

自分の人生の舵取りは
自分でやる。

その意識こそが
人が幸せに生きる上で
とても大切なのです。

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