誰が言った言葉か
忘れたのですが
ふと思い出しました。

「時間がない時は
　本を読め
　時間がある時は
　自分の頭で考えろ」

初めてこれを聞いたとき
「えっ！逆じゃないの？」
と思ったのですが

最近
この言葉の意味が
分かるようになりました。

私なりに解釈すると

時間がない時は
人の意見を借りて考えればいい。
しかし時間がある時は
その人の意見をもとに
自分の意見をしっかりと
作っていくことが大切だ。

という感じです。

私は教師時代の師匠に
「本を読まない教師は
　教師ではない。」
と言われ

給料の1割以上を
本代に充てるように
していました。

そして
毎日の激務を
こなしながら
隙間時間を見つけては
本を読んでいました。

家のさまざまなところに
本を置いて
その場所に行くたびに
そこで読んだり
立ったまま読んだり
歩きながら読んだり

時には
運転している時
信号待ちで
止まっている間に
読むことさえありました。

教師を辞めて
自分で時間の管理が
できるようになった今

自分の意見を
構築するために
考えることが
多くなってきました。

毎日
メルマガを書いたり
ポッドキャストで発信したり
するためには

今まで得てきた知識を
しっかりと咀嚼して
自分のものにする
ことが大切です。

日常の出来事を
どのように解釈するのか

どのように
自分のゴールを
達成していくのか

どうすれば
人がもっと
幸せになれるのか

といったことを
日々考えています。

考え事をするには
ウォーキングが
とても有効であることにも
気づきました。

そんなことを考えていたら
こんな言葉も
思い出しました。

学びて思わざれば即ち罔（くら）く
思うて学ばざればすなわち殆（あや）うし

　広く学ぶだけで、
　自分で考えることをしなければ、
　その知識はいつまでも深まらず、
　自分のものにはならない。
　逆に、
　自分の乏しい知識で
　思い巡らすだけで、
　広く学ぶことをしなければ、
　考え方が狭く、
　一方に偏ってしまうので、
　危なっかしくて頼りにならない。

さすが孔子は
人間理解が深いなあと
改めて思いました。