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罰を与えたい人

罰を与えたい人

2020/05/01

最後通牒ゲーム
という
心理学実験が
あります。

例えば
2人1組で
10万円を
Aさんがいくらずつ
分けるかを決め
Bさんがその分け方で
いいかどうかを
判断します。

Bさんには拒否権があり
拒否権を発動すれば
両方ともが1円も
もらえません。

例えば
Aさんが7万円
Bさんが3万円
に分けると決めたとき

Bさんがそれを
承認すれば
そのように
それぞれお金が
もらえるのですが、
Bさんが拒否すれば
両者とも0円なのです。

この実験では
Aさんの取り分が
7割を超えると
Bさんが拒否権を
発動する場合が
一気に高まるのだ
そうです。

合理的に考えれば
Bさんはたとえ
Aさんが99%とる
と言っても
了承した方が
いいはずです。

0円よりも
1000円もらえた方が
遥かに得だからです。

しかし、
7割を超えると
それを拒否してしまう。

たとえ自分が損をしても
相手に得をさせたくない。
という心理が
働いてしまうのです。

例え自分に
何の得もなく
帰って損になる
ことだとしても

ズルをする人を
罰したいという
気持ちになって
しまうのです。

相手が許せないのです。

私たちは
このような
非合理的な判断を
する傾向にあるのです。

ずるい
悔しい
許せない
という感情が
判断を歪めるのです。

このような
ネガティブな感情は
自分のゴールを
達成することを
阻害することさえあります。

他人を
罰したいあまりに
自分のゴールから
遠ざかってしまう
ことがあるのです。

自分がたどり
着きたいゴールを
見失わせて
しまうのです。

私たちには
そのような
非合理的な判断を
する傾向が
あることを知り

それを
克服することが
大切なのです。

常に
ゴールに
照準を合わせ

ゴールに関係のない
些末なことに
囚われないという
心がけが大切です。

誰かを罰したい
と思ってしまったら

最後通牒ゲームのことを
思い出してください。

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