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できなくても教えられるか|生き方 率先垂範 コーチング

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できなくても教えられるか|生き方 率先垂範 コーチング

できなくても教えられるか|生き方 率先垂範 コーチング

2023/12/26

教師時代に何となく
考えていたことを
思い出しました。

例えば
体育の指導で
逆上がりができない先生が
逆上がりの指導をすることが
できるかどうかという問題です。

私の考えは「できる」です。

自分が逆上がりができる技能を
持っているかどうかと
子どもに逆上がりが
できるようにさせる技能を
持っているかどうかは
別物だと考えるからです。

自分ができないから
お手本が見せられなかったとしても
上手な子にお手本をやってもらったり
ビデオを見せるなどして
お手本を示すことはできます。

オリンピック選手の指導者が
オリンピック選手ほどの技能を
持っていなくてもいい
という論理と同じです。

他の教科でも
概ね同じように言えると思います。

しかし
これだけは例外だと思うものがあります。

それは
人としての生き方を教える場合です。

規範意識や倫理観
ルールやマナーに関する指導。
学校で言えば
道徳教育にあたるものです。

こればかりは
自分ができていなければ
教えることができないと
断言できます。

自らポイ捨てをしている人が
他の人のポイ捨てを指摘しても
全く説得力がありません。

自らが手本を示さなければ
それを人に教えることは
できないのです。

教師でなくても
組織のリーダーには
常にその意識が必要になります。

部下に
あれこれうるさく言っていて
自分ができていないというのは

「やらなくてもいい」
と教えているようなものです。

できなくても
教えられるものはある。
しかし
できなければ
絶対に教えられないものもあるのです。

 

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