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怒るよりも叱る?|人間関係 伝え方 コーチング

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怒るよりも叱る?|人間関係 伝え方 コーチング

怒るよりも叱る?|人間関係 伝え方 コーチング

2023/03/05

感情に任せて怒るのではなく
愛情を持って叱りましょう。

といって
「怒る」と「叱る」の違いを
明らかにして
叱ることの大切さを
主張する人たちがいます。

確かに怒るよりは
叱る方がいいなとは感じます。

叱るという言葉の意味は
「相手の非をとがめ、厳しく注意する」
とあります。

どちらにしても
声を荒らげて
避難することには
変わりありません。

私は
怒るも叱るも同様に
相手に良い影響を
与えないと考えています。

なぜなら
厳しく注意することで
その人の行為を
負の感情を伴って
制限してしまうからです。

もっと単純に言えば
恐怖を感じさせてしまうのです。

人は恐怖を感じると
自分を守ろうとして
萎縮したり
攻撃したり
してしまいます。

過去に叱られた経験から
新しいことに挑戦することが
できなくなってしまったり
人に何か言われる前に
相手を非難したりするようになります。

その人の行為を
厳しくとがめるという意味での
叱責はいい結果を産まないのです。

怒るでも叱るでもなく
穏やかに
自分の要求を伝えるだけで
いいのです。

恐怖で相手の行為を
変えようとするのではなく
相手の行為が
どんな困ったことを引き起こすのか
これからはどうしてほしいかを
具体的に話すのです。

例えば
時間に遅れたことを
叱責するのではなく
時間に遅れたことで
どんな困ったことが起きてしまうのかを
具体的に話すのです。

そうすることで
「あの人に叱られるから時間を守ろう。」
ではなく
「自分の信用を失うから時間を守ろう。」
というような
本質的な行動変容を促すことができます。

「本当に自分のために
 言ってもらっているのだ。」
と気づいてもらうためには
怒ることも叱ることも
必要ありません。

穏やかに愛を持って
伝えるだけで
十分その気持ちは伝わるのです。
 

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