宇宙規模の抽象度|抽象度 高い視点 コーチング
2022/12/13
兄弟喧嘩をしている
子どもを親が見たら
「兄弟なんだから
仲良くすればいいのに。」
と思いますよね。
親子で喧嘩している様子を
近所の人が見たら
「家族なんだから
仲良くすればいいのに。」
となります。
では
隣の家同士の人が
喧嘩をしていたら
なんと言いますか?
「ご近所さんなのだから
仲良くすればいいのに。」
ですよね。
兄弟→家族→ご近所
と
だんだん抽象度が
上がってきます。
さて、私たちは
どのくらいの抽象度まで
視点を上げて考えることが
できるでしょうか?
ご近所→地域→市町→都道府県
でしょうか?
別々の都道府県出身の人が
それぞれの県のことを
罵り合っていたとしたら
それを見た外国人は
「同じ日本人なのだから
仲良くすればいいのに。」
というかもしれませんね。
都道府県→国→地球→宇宙
そうやって
抽象度を高めていけば
宇宙全体が私たちに視野に
入ってきます。
ゼロ・グラビティという
映画があります。
宇宙飛行士が事故に遭い
広大な宇宙空間を彷徨ってしまう
というストーリーの映画です。
最後には奇跡的に
地球に帰ってくることが
できるのですが
その宇宙飛行士から見れば
地球で争っている人たちに
「同じ地球人なのだから
仲良くすればいいのに。」
と思うに違いありません。
抽象度を上げて
考えることができれば
「そんな小さなことで
争ってるなんて・・・。」
と
目の前の問題を
客観的に捉えることができます。
私たちは
少し意識すれば
ゼロ・グラビティの
主人公のように
宇宙規模の抽象度を
持つことができるのです。
小さな問題に
一喜一憂することはないのです。
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