教育からコーチングへ|学校教育 学級崩壊
2022/01/23
昨日は光・下松倫理法人会で
講話をさせていただきました。
講話の中で
教師時代に
担任したクラスが
学級崩壊になってしまったこと
それから
勉強を重ね
子どもにとって
価値ある教師になるために
懸命に努力したことを
お話ししました。
辛い思い出だったことと
その後の努力が
自慢のように聞こえて
しまうのが嫌で
あまり話してこなかった
ことですが
コーチングを広めるために
どんな思いで
教育に関わってきたかを
お伝えすることは
恥ずかしいことではないと思い
お話しすることにしました。
教師としての初任の年は
やる気はあるが
そこに知識と技術とが
ついていかず
やればやるほど
空回りをしてしまっていました。
まずはいわゆる
やんちゃ坊主が反乱を起こし
それをうまく指導できない
姿を見て
真面目な女の子たちも
心が離れていきました。
授業は成立せず
子どもたちにはバカにされ
その頃話題になっていた
「学級崩壊」の典型でした。
砂場で7、8人の男の子たちと
サンドバックのように
殴られ蹴られアザを作りながら
なんとかコミュニケーションを
取ろうとした「相撲」も
夜10時まで残って仕事をしても
授業準備が終わらず、
一旦帰って風呂に入り仮眠をして
また深夜2時に学校に来て
授業準備をし
警備会社の人に
迷惑をかけたことも
それでも
学級をまとめることができず
緊急保護者会で
たくさんの保護者の方に
糾弾されたことも
その後
これではいけないと
ほぼ全ての休日を使って
全国のセミナーに通い
学んだことも
10種類の教育雑誌を
毎月定期購読していたことも
毎週金曜日に
学校が終わってから
高速道路で往復2時間かけて
サークルで授業の検討を
してもらいにいったことも
子どもに良いと思った教材、教具を
自腹で買い込んで
教室の持ち込んだことも
全て
今の私につながっている
貴重な体験です。
そこまで打ち込んだ
教育の仕事でしたが
「これではダメだ」
と気づいて退職し
メンタルコーチの道を
進むことに決めたのです。
コーチングの理論を
世の中に広めて教育を変え
「自分なんてダメだ」
と思い込んでしまう
不幸な人たちを
これ以上増やさないために
あの経験があったのだ
と今は思えるようになりました。
次は2月1日に
美祢・山陽小野田倫理法人会で
講話をさせていただく予定です。
※2月1日(火)6:00~7:00
ナチュラルグリーンパークホテル
山口県山陽小野田市千崎128番地(江汐公園内)
参加費無料 当日参加OK
ご都合がつく方は
ぜひ私の話を聞きに来て下さい。
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