善悪よりも好き嫌い｜価値観 寛容 理解
2022/01/24
人はそれぞれ
自分の価値観で
物事を判断します。
過去の経験により
人の価値観は違うので
何が良いか
何が悪いか
という判断が違ってきます。
ある人が良いと思ったことを
私は悪いと思うこともよくあります。
そのような意見の違いを
「信じられない」
「あいつは何を考えているんだ」
「絶対許せない」
などといって
争いごとに発展させてきました。
過去に人類が起こしてきた戦争も
元をたどれば
価値観の違いに行き着くのです。
世の中には
良いことと悪いことがある
そして
私は常に良い方を選んでいる。
そんな幻想が
価値観の違いを認められず
争いごとにしてしまうのです。
良い悪いではなく
好き嫌いで考えてみては
どうでしょうか。
私はこれが好き
私はこれが嫌い
そう思えば
争いごとは起きません。
野菜を食べるのが良いことで
肉を食べるのは悪いことだ
と思う人が
肉を食べる人を非難します。
しかし
野菜を食べるのが好きで
肉を食べるのが嫌い
と思えば
「あの人は肉が好きなのね。」
「私とは違うね。」
で終わりです。
良いか悪いかで考えれば
悪い人を非難したくなりますが
好きか嫌いかで考えれば
それは
好みの問題なので
それ以上
何も言うことはないのです。
もちろん
話し合ってわかり合うことも
必要ですが
どんなに話し合っても
意見が一致しない部分は
どうしても残ります。
そんな時
自分の価値観を絶対視せず
相手の価値観を尊重するために
とても便利な考え方が
好きか嫌いか
なのです。
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