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事実か意見か

事実か意見か

2021/08/30

自分を説明する言葉として
どのような言葉が
思い浮かぶでしょうか。

私は〜が得意だ
私は〜が苦手だ
私は〜な性格だ

国語教育の世界では
これは事実か意見か。
という議論がありますが

「私は〜が得意だ」

というのは
事実でしょうか?
意見でしょうか?

一般的に
客観的であり
誰がみてもそうだ
と思えるようなことを
事実だとし
主観的なものを
意見だとする議論があります。

「私は〜が得意だ」
と言ったとき
それを聞いた誰もが
確かにそうだ。

と言えるならば
それは事実であり
意見ではない。
という議論です。

私の考えはこうです。
「私は〜が得意だ」
と誰かが言ったとすれば
必ずその誰かの意見が
その言葉に込められている。

というものです。

「私は〜が得意だ」
と言うことによって
「だから〜は任せてくれ。」
「だから〜については
 あなたより上手にできる。」
などという意見が
内包されているのです。

つまり
私は〜が得意だ
私は〜が苦手だ
私は〜な性格だ

と言ったとき
そこには
あなたの意見(主観)が
必ず内包されているのです。

なぜ自分が
あえてそのような事実を
取り上げるのか。
という自分自身に対する
主観の表れなのです。

「あなたはどんな人ですか。」
と聞かれて
どんな答えをするのか?

それは
あなたの自分自身に対する
意見なのです。

自分はこんな人間だ
と思っている。
自分はこんな人間であると
宣言している。
ということなのです。

なんの主観もなく
客観的に
〜が得意な人
〜が苦手な人
〜な性格な人
は存在し得ないのです。

そこには
必ずそう思っている人
が存在します。

回りくどい言い方をしましたが

私は〜が得意だ
私は〜が苦手だ
私は〜な性格だ
というのは
あなたがそう
思っているだけですよ。

そう思ったら
そうですよ。

そう思わなければ
そうでないですよ。

ということなのです。

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