過去に原因がある?
2021/05/05
過去に関係なく
未来は自由に決められる
何度もお伝えしている
言葉です。
これが本当に
理解できたなら
多くの人がもっと楽に
生きることができるはずです。
しかし
本当にこれが
理解できる人は
少ないと思っています。
過去→現在→未来
という時間の流れを
イメージしている人が
多いからです。
過去が時間が経って
現在になり
現在が時間が経って
未来になる
そう考えている人は
現在起きていること
そして
未来に起きることの
原因を
過去に求めるのです。
過去に
こんなことがあったから
現在
こんなことが起きている。
現在
こんなことが起きているから
未来に
こんなことが起きるだろう。
そう考えているのです。
過去に原因があり
未来に結果がある
という考え方です。
これを聞いて
「そんなの
当たり前でしょう。」
と思う人もいるでしょうが
本当にそうでしょうか?
例えば
Aさんが現在北海道に
いるとしましょう。
Aさんが
北海道にいる原因は
東京での生活が
嫌になったから。
という過去にあるという
見方も確かにできます。
しかし
こういう見方も
できるはずです。
東京にいる時に
Aさんが
「未来には北海道にいる」
ということを選択したから。
Aさんは未来を決めて
その決めた未来が
時間が経って
現在になった。
だから現在
Aさんは北海道にいるのだ。
という考え方です。
別に
Aさんが
沖縄にいてもいいし
ハワイにいても
良かったわけです。
でも
北海道に行くことを
選んだのです。
つまり
過去のある時
未来を決めたから
現在がある。
未来に原因があり
現在という結果がある。
とも考えられるのです。
そう考えれば
未来→現在→過去
という時間の流れを
感じることが
できるはずです。
未来に決めていることが
時間が経って現在になり
現在は時間が経って
過去になっていきます。
過去にどんなことが
起きたとしても
すべてそれらが
未来に起きることの
原因になるわけではなく
現在、私が
どんな未来を望むのかを
自由に選択できるのです。
北海道に行きたければ
そうすればいいし
沖縄に行きたければ
そうすればいいのです。
過去に関係なく
未来は自由に決められる
という言葉は
時間の流れを
未来→現在→過去
という方向で捉えることで
その意味が
本当に理解できるように
なるわけです。
大切なのは
あなたが過去に
どんなことを
してきたかではありません。
あなたが未来に
何を望むのか。
これが
最も大切なことなのです。