あなたの周りには
怒っている人は
いるでしょうか？

その人は
なぜ怒っているのか
考えたことがありますか？

侮辱されたから
とか
傷つけられたから
とか
さまざまな理由が
考えられます。

しかし
その人が
怒っている
本当の理由は

そんな
周りの状況に
あるのではありません。

その人自身が
怒るということを
選択しているから
なのです。

怒るというのは
選択の結果
なのです。

つまり
人から侮辱された
というのは
単なるきっかけの
一つに過ぎません。

侮辱された人が
とる反応は
怒るという
ことだけではありません。

悲しむとか
恥ずかしがるとか
塞ぎ込むとか
さまざまな
反応の選択肢の中から
怒るという反応を
選んだのです。

その人は
怒るという
反応を選択したことで
なんらかの
目的を果たそうと
しているのです。

それは例えば
周りの人に
知ってもらいたい
とか
これ以上侮辱されたくない
などといった
目的です。

その目的を果たすために
怒るという選択を
しているのです。

あなたの周りに
怒っている人が
いたとしたら

その人は
どんな目的を持って
怒っているのかを
考えてみましょう。

その人の怒りを
鎮めたいと思ったら
その目的を
満たしてあげるか

怒るという方法では
目的を果たせないことを
教えてあげると
いいのです。

お店に怒鳴り込んできた
お客様がいれば
その人は
お客として自分を
尊重してほしい
という目的を
持っているかも
しれませんし

ただ単に
壊れた商品を
早く交換して欲しい
という目的を
持っているのかもしれません。

その目的を
果たしてあげれば
自然と怒りは
静まるでしょう。

怒るというのは
その人の選択です。

あなたの周りの
怒っている人は
どんな目的を
果たそうとしている
のでしょうか？