体育会系の人に
ありがちな
「気合いだ！」とか
「努力と根性が大事だ！」とか
そういう精神論が
肌に合うという人も
いるかもしれませんが

基本的に
努力と根性と言った
苦しんだ末に
嬉しいことが起きる
という考え方の枠組みは
長続きしづらいものです。

「苦しいことが嬉しい」
という
M体質の人も
中にはいるようですが

ほとんどの人にとって
苦しいことは
避けたいことです。

人は
苦しい状態から
逃れるように
無意識に行動するのです。

また、
努力、根性という
言葉が持ち出される時

それはほとんどの場合
本人にとって
やりたくないことを
やっている時に
出てくる言葉です。

私が
何度も言っているように

やりたくないことは
一切やらない
やりたいことだけを
やる生き方が
正い生き方なのです。

「それはおかしい。
　やりたくないことも
　やらなければならない。」

という人たちが
努力とか根性といった
言葉を
人に苦しいことを
強いるために
用いるのです。

それが本当に
心からやりたいことであれば
その人は
人から言われなくても
自分からどんどん
やっているはずなのです。

「努力だ。」「根性だ。」
などという言葉は
必要ないのです。

大好きなアイドルの
コンサートに行くのに
努力や根性が必要でしょうか？

一晩中夢中になって
動画サイトを見るのに
努力や根性が必要でしょうか。

学者が研究に
没頭しているときに
努力や根性は必要でしょうか。

自分が心から素晴らしいと
思っている商品を
世の中に広めるための
セールスをしているときに
努力や根性が必要でしょうか。

好きなこと
やりたいことを
やっている時に
努力や根性は必要ないのです。

やりたくないことを
やらなければならないと
思っているからこそ
努力や根性という言葉を
用いるのです。

そんな
奴隷を生み出すような
言葉を使うのは
もうやめにしましょう。

自分にとって
本当にやりたいことだけを
やる人生を選ぶのです。

周りから見れば
ものすごく努力している
ように見えても
ものすごい根性を発揮している
ように見えても

自分にとっては
ただ
楽しいことを
やっているだけなのだ。

そんな状態が
本来のあり方なのです。

もしも自分が
「努力しているな。」と
思ったならば

それは
やりたくないことを
やっているか
もしくは
やりたいことなのに
やりたくないと
思い込んでいるのです。

無意識は苦しいことを
避けようとするので
あなたのパフォーマンスが
下がっているはずです。

もしも自分が
「今、楽しいことをしているな。」と
思ったならば

それはあなたの
パフォーマンスが最大限に
引き出されている瞬間なのです。

努力や根性は
必要ありません。

やりたいことを
やるだけなのです。