過小評価
2020/03/17
「自分なんて
まだまだです。」
「全然
勉強不足ですから。」
そうやって
謙遜することは
日本の社会では
美徳だとされていますが
それを
自分の中にまで
取り込んでしまい
本当に
自分を過小評価
してしまうことは
コーチング的には
あまりおすすめ
できることでは
ありません。
日本の教育では
その謙遜の美徳が
行き過ぎてしまい
その子の
自己イメージを
小さくしてしまうことが
よく起こります。
その子に
努力をさせたい
と思うあまりに
今の自分を
過小評価させるように
言葉かけをして
しまうのです。
大きな舞台に
立ったときに
緊張して足がすくむ
というのは
自己イメージと
大きな舞台とが
釣り合わないと
感じるからなのです。
私は
「あなたは素晴らしい」
と伝え続けることが
教育ではもっとも
大切なことだと
考えています。
現状では
知識や技術が
足りていないとしても
それを
乗り越えるだけの
エネルギーが
あなたには十分
備わっているんだよ。
というメッセージを
伝え続けるのです。
現状の小さな自分
ではなく
未来の可能性までを
含めた自己イメージを
育てていってほしいのです。
ひょっとすると
その子が
世界最高の
スポーツ選手に
なるかもしれないし
ノーベル賞を
受賞するような
素晴らしい研究者に
なるかもしれないのです。
もちろんこれは
子どもに限ったこと
ではなく
誰にでも
当てはまることです。
自分を過小評価せず
しっかりとした
高い自己イメージを持って
どんな困難にも
負けず
必ず成功するんだ。
という
強い信念を持って
進んでいってほしい
と思います。
そのためには
「自分はできる」
「自分は素晴らしい」
と言い続けることです。