自己超越|欲求 抽象度 コーチング
2025/03/06
マズローの5段階欲求説を
知っていますか?
アメリカの心理学者
マズローが唱えた説で
人間の欲求を
5段階の階層として
理論化したものです。
その5段階は
低次なものから高次なものへと
積み上がっていきます。
1生理的欲求
2安全の欲求
3所属と愛の欲求
4承認の欲求
5自己実現の欲求
低次の欲求が満たされれば
より高次の欲求が生まれるとされています。
一番基本的な欲求である
生理的欲求が満たされれば
次の安全の欲求が生まれる
安全の欲求が満たされれば
所属と愛の欲求が生まれる
という考え方です。
そして
自己実現の欲求が
ピラミッドの頂点に当たる
一番高次な欲求として
位置付けられています。
しかし、
マズローはその上に
さらに高次な欲求があることに
気づいたと言われています。
それが
自己超越の欲求です。
文字通り
自己を超えていくという意味であり
自我を一人の人間の外側にまで
拡張していくというイメージです。
例えば
自分と他人とが同じであると感じる感覚
人の喜びが我が喜びであり
人の悲しみが我が悲しみである
と感じられる人が
自己超越の欲求に踏み込めている人では
ないでしょうか。
これは私が常々言っている
高い抽象度をもつことと
非常によく似ています。
高い視座
広い視野
長いスパン
で物事を考えられる人が
抽象度が高い人であり
それが
マズローのいう
自己超越の欲求の段階に
達した人なのです。
自分の欲求が
どの段階にあるのかを
振り返ってみてはいかがでしょうか?
生理的欲求や安全の欲求が
満たされていないという人は
少ないかもしれませんが
所属と愛の欲求
承認の欲求
が満たされていないという人は
結構たくさんいるように思います。
もちろん
それを満たしていくのは
自分自身です。
自己超越の欲求に
達する人たちが
増えていくような
そんな社会にしていきたいですね。
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