分断と調和|理解 調和 コーチング
2025/01/10
持っているものは
それを失わないように
守ろうとする。
持っていないものは
それを得ようと
手を伸ばそうとする。
立場の違いが
別の挙動を生みます。
例えばそれが
権力、利権
といったものならば
守ろうとするものが悪
得ようとするものが善
という描かれ方をします。
一部の人が
持っている利権を
暴く弁護士や政治家などは
正義の味方のように
感じるのがそれです。
例えばそれが
個人のお金や財産
といったものならば
守ろうとするものが善
得ようとするものが悪
に見えます。
人の財産を奪う
詐欺や強盗は
悪人だと非難されます。
持っているものが何か?
どういう経緯で得たものか?
などによって
事情は変わってきますが
持っている人は守りたい
持っていない人は得たい
というのは
人間が持つ自然な欲求なのです。
もちろん法律など
社会が決めたルールに従うのが
その社会に生きる人にとって
よりよい生き方であることは
間違いありません。
しかし
別の立場にある人を
悪人だと決めつけて
血も涙もない人のように
みなすのは
この社会に分断を
生むだけだと思うのです。
この世の中には
持っているものと
持っていないものがいる。
その事実と
それぞれの立場を
理解し合うことが
調和への第一歩なのでは
ないでしょうか?
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