包み込む組織｜多様性 所属 コーチング
2024/10/06
組織の中には
その組織にとって
有益な人もいれば
逆に足を引っ張って
しまう人もいます。
家族や職場
という小さな組織から
地方公共団体や業界
といった多くの人の
所属する組織まで
そこに属する人は
多種多様な性質を
持っています。
そんな多種多様な人の中で
足を引っ張って
しまっている人を
排除するという方向性の
組織運営もあります。
組織にとって
よい人を歓迎して
そうでない人を
排除するというのは
自然なことです。
組織のパフォーマンスを
維持するために
必要な措置ともいえます。
しかし
異質なものを排除する
組織よりも
異質なものを包み込む
組織の方が
長い目で見て
よりよい組織になるのでは
ないかと思うのです。
排除する組織では
足を引っ張る人が
いなくなるという
良さはあるのですが
組織のメンバーに
「自分もいつか
排除されるかもしれない。」
という不安を抱えさせる
ことにもなります。
その不安が
周りの人への
不信感や軋轢を
産んでしまう元にもなります。
一方で
包み込む組織であれば
足を引っ張る人を
どのように包み込んでいくか
という知恵が生まれます。
組織のメンバーに対する
関心と理解が進み
強固な絆を形成する
ことができます。
そして何より
所属への愛着と
組織への貢献度が
高まっていくのです。
排除することは
組織運営としては
実に簡単です。
ルールを作り
メンバーを監視しておけば
それで終わりです。
しかし包み込む
組織運営は実に難しい。
リーダーの人間性と
力量が試されます。
あなたはどちらの組織を
望みますか？
そして
あなたの所属する組織は
どちらでしょうか？
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