人への畏れと尊敬|鈍感 繊細 コーチング
2024/04/13
小学校教師をやっていたころから
いわゆる熱血先生に
違和感を感じていました。
「俺について来い!」
みたいなノリの先生です。
なぜ違和感を
感じていたのかというと
そういうノリの先生は
決まって鈍感なのです。
繊細な子どもの心が
わかっていないのが
いわゆる熱血先生です。
自分が子どもの頃に
クラスの中心にいた人で
端っこにいた子どもの
心がわからないのです。
鈍感とか
心がわからないとか
そういった状態の
根底にあるのは
子どもを含めた
他者への畏れと尊敬を
欠いていることだと考えます。
「あいつの気持ちなら
よくわかる。」
という人ほど
その心を読み違えています。
「わかる」という過信が
鈍感さを生みます。
一方で
「人の心はわからない」という
畏れを持っている人は
わかろうとする努力を惜しみません。
自分の価値観で
相手をジャッジし
「あいつはこういう奴だ」と
簡単に切り分けていく
その鈍感さに
違和感を感じていたのです。
決して悪人ではないが
鈍感な人が
いわゆる熱血教師だと思っています。
私はそこに
違和感を感じてきました。
そんな先生には
なりたくないと思って
学んできました。
そこでたどり着いたのが
コーチングだったのです。
教師を辞め
メンタルコーチになった今も
人への畏れと尊敬を忘れない
そんな人になりたいと
日々学びを深めています。
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