正しさが争いを生む｜人間関係　正義　コーチング

多くの人は
自分が考えていることが
正しいと思っていますが

それが
争いごとを生み出します。

相手が間違っていると思い
それを正そうとします。

しかしその相手も
自分が正しいと
思っているのです。

「明らかに間違っているのに
　自分が正しいとは何事か。」
と怒りが湧いてきます。

その怒りに任せて
相手の間違いを正すために
争うのです。

だから
正義の人はいつも怒っています。

しかし
自分が間違っているかもしれない
と思っている人は怒りません。

相手の主張を聞き入れるのです。
「確かにそうかもしれない。」
と。

そして
自分が間違っているかもしれない
のと同様に
相手が間違っているかもしれない
とも思います。

人間がいつも正しいとは限らない
ことを知っているので
「そうかもしれないけど
　そうじゃないかもしれない。」
という余裕を持って
聞き入れることできます。

自分が間違っているかもしれない。
と思う人には余裕があります。

ヒーロー戦隊モノの物語では
正義の味方はいつも怒っていて
悪の組織の人はヘラヘラ笑っています。

そして
怒っている方が
自分が正しいと信じている方が
戦いをしけていくのです。

正しさが争いを生み出す
というのは
こういう仕組みなのです。

人が正しくあろうとすることは
大切なことですが

それと同じくらい
大切なのは
自分が間違っているかもしれない
と疑うことです。
相手の話に耳を傾けることです。

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