いつの間にか出来上がってしまった自分｜自己イメージ 情動記憶 コーチング
2023/11/10
あなたはどんな人間ですか？
と聞かれた時
どんな答えが思い浮かびますか？
例えば
「忘れっぽい人間」
という言葉が
思い浮かんだとして
なぜ
あなたはそんな人間に
なったのでしょうか？
生まれつきでしょうか？
それとも
生活環境でしょうか？
自己イメージが
作り上げられる過程には
周囲の人からの言葉かけが
大きく関わっています。
特に幼い頃は
周りの大人の言葉に
大きな影響を受けます。
自分は忘れっぽいという
自己イメージを持っている人は
必ずどこかで
「あなたは忘れっぽいね」
と言われているはずです。
学校で忘れ物をして
先生から
言われたのかもしれません。
親から
叱られる時に
いつも言われていた言葉
なのかもしれません。
たまに遊びに来る
親戚のおじさんから
言われた言葉かもしれません。
そんな周囲の大人から
言われた言葉は
幼い子どもは
そのまま受け入れます。
「お前は忘れっぽいね。」
と言われると
「そうか、僕は忘れっぽいのか。」
というように
そのの言葉を受け入れ
セルフトークとして
何度も繰り返されます。
そして忘れっぽい自分を
自己イメージに取り込んでいきます。
その後、忘れ物をするたびに
その自己イメージを
強化していきます。
「ああ、やっぱり僕は
忘れっぽいんだな。」
そうやって
忘れっぽい自分は
どんどん成長していくのです。
「きっと次も忘れてしまうだろう。」
というセルフトークが
次の忘れ物を作り出します。
初めはたまたま
忘れてしまっただけ
かもしれないのに
忘れっぽいという
自己イメージがどんどん強化され
本当に
忘れっぽい自分が
出来上がっていくのです。
そんなふうに出来上がった
自己イメージは
マインドの仕組みを学ぶことで
書き換えることができるのですが
それを知らない人は
その思い込みから
抜け出せなくなってしまいます。
あなたはどんな人間ですか？
それって本当ですか？
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