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判断を保留する勇気|ラベリング スコトマ コーチング

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判断を保留する勇気|ラベリング スコトマ コーチング

判断を保留する勇気|ラベリング スコトマ コーチング

2023/10/22

性格診断のように
人をラベリングして理解する
そんなサービスを
提供している人たちがいます。

手っ取り早く
相手がどんな人かを把握する
ということは

資本主義の社会において
ある程度意味のあること
かもしれません。

部下がどんな人かを
短時間で把握することで
どのように接すれば良いか
どのようなポジションに
つければ良いかを判断する
助けになります。

しかし
それは人の本質を
見失うことになる
ある意味危険なことでも
あるのです。

例えば
この人は社交的な人だ。
という
ラベリングをした瞬間に

その人の
内向的な特性が
見えなくなってしまいます。

ラベリングにより
スコトマ(心理的盲点)を
作り出してしまうのです。

資本主義の社会では
時間との勝負ですから

そんなこと悠長なことは
言っていられない。
もっと素早く人を判断したい。
という理屈も
理解できなくはありません。

しかし
そのようにラベリングして
人を判断し
そのようなラベリングに基づいて
人と接していく人生が
果たして本当に豊かな人生なのか?
と問われれば

そこには
疑問が生じるのではないでしょうか。

かつて
肌の色で人を判断していた
時代がありました。
住んでいる場所や職業で
人を判断していた時代もありました。
特定の宗教や団体に
所属していることや
学歴の有無をもって
この人はこんな人だと
判断していた時代もありました。

今でもその名残が
残っている部分もあるでしょう。

そうやって
人を大雑把な区分で見て
安易に判断することが
果たして
良い社会を作っていくと
言えるのでしょうか?

目の前の人を
唯一無二の存在であると認め
その人の可能性を
未知のものだとして
分からなさを許容すること。

安易な判断を保留する勇気が
必要なのではないかと思うのです。

 

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