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松陰先生の言葉とコーチング|抽象度 ゴール コーチング

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松陰先生の言葉とコーチング|抽象度 ゴール コーチング

松陰先生の言葉とコーチング|抽象度 ゴール コーチング

2023/09/12

松陰神社名誉宮司
上田俊成氏の上梓された
「熟誠の人吉田松陰語録に学ぶ
 人間力を高める生き方」

この本の中には
121の松陰先生の言葉と
その解説が収録されています。

その121の言葉の中に
私の好きな言葉がありました。

それは
「体は私なり
 心は公なり
 私を役して公に殉う者を大人と為し
 公を役して私に殉う者を小人と為す」
です。

上田名誉宮司の解説には
「私(身体)を使って公に尽くすことを
 徳のある人格者であるといい
 公(心、精神)を使って
 私的なことに従わせる人を
 人格が低いつまらない人という。」
とあります。

この考え方は
コーチングでいうゴール設定が
いかに抽象度の高いものであるか
という考え方と同じです。

人生のゴール
生涯を通じて成し遂げたいことを
私的な欲求に留めているのか
広く公のことを考えているのか

それによって
人生の豊かさが大きく変わってきます。

当然ながら
自分のゴールが公のものであり
抽象度の高いものであれば

より豊かな人生を
送ることができます。

松陰先生はそういう人を
大人(たいじん)=人格者
であると言っているのです。

自分がこの世に生きることが
何かの役に立ち
誰かの幸せに貢献できること
本当に豊かな人生とは
そういうことなのだ。

多くの人が
そのことに気づき
そんな人格者の考え方に
近づけるといいなと思います。

ゴールは抽象度高く
というのは
そういうことなのです。

 

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