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教師はもっと働きたい|教育 働き方改革 コーチング

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教師はもっと働きたい|教育 働き方改革 コーチング

教師はもっと働きたい|教育 働き方改革 コーチング

2023/08/30

教員の世界はブラックだ。
と言われて久しいです。

私も元教員として
この問題には関心を持っています。

誤解のないように
してほしいのは
教員は働きたくないわけではない
ということです。

教員になる人は
ほとんどの人が
使命感を持っています。

子どものために
価値ある教師になりたいと
思っているのです。

ただ単純に
労働時間が長いから
教員という仕事が敬遠されている
わけではありません。

およそ教師の仕事とは
言えないような
雑務を押し付けられ
子どものために働く
時間が削られているのです。

勤務時間内で
授業準備に充てられる時間は
皆無です。

学校の備品の確認
施設の安全点検
掃除やワックスかけ
図書室の本の整理
プールの濾過器の操作や水質管理
蜂、毛虫といった害虫の駆除
などなど
膨大な量の雑務に
本来の仕事が圧迫されています。

今では改善されていますが
以前は
学級費や給食費の計算も
教員の仕事でした。

子どもたちから集めた
集金袋からお金を出して
机の上並べて計算していました。

お金が合わないと大変です。
たくさんの小銭と
格闘しながら

「なんでこんなこと
 やってるんだろう?」
と思ったことをよく覚えています。

さらに
文科省、教育委員会からは
ありとあらゆる調査物が
送られてきます。

あれを調べろ
これを調べろと
たくさんの書類がメールで届きます。

教育委員からくるアンケートで
ちゃんと子どもに向き合っているか
しっかり授業の準備ができているか
などを聞かれると

「このアンケートがなければ
 その時間が取れているんだよ!」
と怒りたくもなります。

教員はもっと
子どものために働きたいのですが
それができていないのが現状です。

ただ機械的に
残業時間を減らすという議論ではなく
教師の「働きたい」という思いを汲んだ
本当の働き方改革を
するべきだと考えています。

 

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