コーチは指示しない|アドバイス 質問 コーチング
2023/08/29
クライアントの中には
「自分を変えたいのに
なかなか変えられないんです。」
という人がいます。
そんな人に
コーチはどんなことを
話すと思いますか?
こうしなさい
ああしなさい
と
自分を変える方法を
あれこれ
教えるのでしょうか?
いいえ。
そうではありません。
むしろ、その逆です。
「本当に自分を変えたいんですか?
自分を変えなくても
いいんじゃないですか?」
と聞きます。
クライアント自身が
「変えられない。」
と思っているのに
「大丈夫、変えられますよ。」
といくら説得しても
さほど意味がないのです。
本当にやりたいことならば
コーチがあれこれ言わなくても
勝手にやっているはずなのです。
大事なのは
本当に自分がやりたいこと
なのかどうかを
考えてもらうことです。
「本当に自分を変えたい」
という気持ちが高まれば
次の質問です。
「変わったとしたら
どんなふうになっていますか?」
と
ゴールが達成した時のことを
イメージしてもらいます。
この時点で
かなりクライアントの表情は
変わってきます。
「変えられない自分」
という現状ではなく
「変わった自分」
という未来の
臨場感が高まっている状態です。
それが
クラアントにとって
十分人魅力のある状態であれば
もうそれが
達成したも同じことなのです。
コーチがあれこれ
細かく指示するような
ことではありません。
クライアントが
自分自身の力で
それを実現していくことができます。
もしも
あれこれ指示をする
コーチがいたとしたら
それは
勉強不足のコーチです。
クライアントの力を
全く信じない
「私があなたを変える」
という傲慢なコーチです。
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