自分は正しいというバイアス|正義 確証バイアス コーチング
2023/07/01
人は誰しも
自分が間違っていると
思いたくないものです。
自分の正しさを
一生懸命に主張します。
そのために
物事を素直に
真っ直ぐに見ることができず
認知を歪めてしまうことが
あります。
例えば
太陽光発電に賛成・反対
というような
大きく評価が分かれるような
問題があったとき
賛成の立場の人は
太陽光発電が素晴らしいという
情報ばかりを見つけようとしますが
太陽光発電の弊害についての
情報は無視してしまいます。
反対の立場の人は
これと真逆の認知を
してしまうのです。
そうやって
それぞれの立場で
自分の意見が正しいという
思い込みが進んでいきます。
初めに賛成・反対の
判断をした時には
身近な人が言っていたとか
本で読んだとか
何となく直感でそう思ったとか
些細なことで
自分の立場を決めていた
かもしれないのに
一度自分の立場が決まると
どんどんその立場を
擁護する情報ばかりを
集めていき
自分は絶対に正しいのだ。
という
思い込みを強化していくのです。
私たちの脳には
そういう偏りが生じやすいことを
知っておくことが大切です。
そして
自分は間違っているかもしれない
という思いを
常に持ち続けることです。
それは少し勇気のいることであり
少し難しいことではありますが
物事を素直に見るためには
必要不可欠なことです。
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