原理原則を学ぶ｜教育 AI コーチング
2023/06/27
今や知りたいことがあったら
インターネットの
検索窓に打ち込めば
瞬時に情報を得られる
時代になっています。
そんな時代に
小学校3年生では
国語辞典の引き方を
教えていることを
どう考えますか？
インターネットや
電子辞書があるのに
そんなこと教えても
無駄だと考える人も
多いのではないでしょうか？
今の時代に
分厚い辞書を出してきて
使い方に慣れていない
子どもに引かせると
1つの言葉を調べるのに
1分くらいかかったりします。
中には1分経っても
まだ見つけられない子も
いるかもしれません。
インターネットや
電子辞書の検索窓に
言葉を入れれば
1秒以内にその意味を
知ることができます。
私は
そんな時代だからこそ
国語辞典の引き方が
重要になってくると
考えています。
それは
「検索」という
人類の叡智について
その原理原則を
知ることができるからです。
言葉の意味を
五十音順に並べておくことで
知りたい言葉を
その五十音を手掛かりに
検索することができる。
その仕組みを知るためには
インターネットも
電子辞書も
難しいでしょう。
紙の辞書で
どのように言葉が
並んでいるかを
実際にページを
めくってみることで
検索の仕組みを
知ることができるのです。
知りたい言葉の意味を
どれだけ早く
調べることができるか
ということにおいて
紙の辞書は
もはや必要ないでしょう。
しかし
検索の原理原則を
学ぶためには
紙の辞書が不可欠なのです。
これから
どんどん加速する
AI技術の進歩に
人間がどう対応していくのか
を考えた時
早く言葉を見つける
という能力ではなく
検索の原理原則を知っている
という能力の方が
大切になってくると
考えています。
AI時代に備えるために
私たちは
個々の具体的な技術ではなく
より抽象的な思考を
磨いていくことが
求められているのです。
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