欠点を指摘すること|成長 教育 コーチング
2023/06/10
人の欠点を見つけるのは
とても簡単です。
礼儀がなっていない
時間を守らない
気が利かない
仕事が遅い
それを指摘し
改めさせようと思う人も
多いでしょうし
そう言った経験のある人も
たくさんいるでしょう。
さあ、果たして
人の欠点を指摘することで
その人の欠点が
治ったという実例が
どれだけあるでしょうか。
欠点を指摘すれば
大抵の場合
その相手は不機嫌になります。
その言い訳をすることも
あるでしょう。
欠点を指摘することで
人間関係が
ギクシャクしてくることは
よくあるものです。
まれに見る素直な人ならば
「以後気をつけます。」
と言って
改善の努力をするでしょう。
しかし
一度や二度は改善が
見られたとしても
またその欠点が
顔を出してくるのです。
ではどうすれば
良いのでしょうか。
それは
欠点の指摘とは真逆の対応です。
つまり
長所を認めることです。
欠点には目をつぶり
長所を認めること。
一見遠回りに
感じるかもしれませんが
人の成長に不可欠なのは
自信を持たせることです。
人は機械とは違い
心を持った存在なのです。
その心の働きを
知っていなければ
人の成長を助けるどころか
逆に自信を失わせ
その力を削いでしまうことに
なりかねません。
欠点を指摘することは
簡単であり
そこに目をつぶって
長所を認めるのは
なかなか難しいことです。
どちらが
有効であるかは
よく考えてみる必要があるでしょう。
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