打つ手は無限|希望 可能性 コーチング
2023/05/10
教員時代に
同僚の先生からよく聞いていた
言葉があります。
その言葉を聞くと
「またか・・・」
と思っていました。
その言葉とは
「しかたがない」
という言葉です。
もっとこうすればいいのに。
こうすれば子どものためになるのに。
と提案しても
「ルールだからしかたがない。」
「教育委員会の指示だからしかたがない。」
という言葉で片付けられました。
「しかたがない」
という言葉は
理不尽な現状を受け入れ
思考停止に陥る言葉です。
現状を変える力はないと
自分の無力さを受け入れる
言葉です。
やりたいこと
望む未来を
自ら手放す言葉です。
「しかたがない」
という言葉は
実は恐ろしい言葉なのです。
どんな境遇にあっても
人は望む方向へと
進んでいくことができます。
しかし
「しかたがない」
と口に出すことで
その境遇に甘んじ
希望へと進む道を閉ざすことに
なるのです。
私たちが
口にすべき言葉は
「しかたがない」
ではなく
「どうしたらできるか」
です。
ルールがどうであろうと
上からの指示がどうであろうと
知恵を働かせれば
何かの道が見つかるはずです。
私たちの可能性は
無限に開かれているのです。
「打つ手は無限」
すばらしい名画よりも
とてもすてきな宝石よりも
もっともっと大切なものを
私は持っている
どんな時でも
どんな苦しい場合でも
愚痴は言わない
参ったと泣き言を言わない
何か方法はないだろうか
何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう
いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである
なぜなら打つ手は常に
無限であるからだ
滝口長太郎
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