誰のためのゴールか|抽象度 目的 コーチング
2023/04/24
ある中学生で
とても成績の良い子がいました。
その子は
塾に行っているわけでもなく
教育に
お金をかけられる余裕のある
家庭の子ではありませんでした。
それでも
いつも成績は学年トップで
周りの人が
不思議に思うほどでした。
なぜその子が
とても成績がいいのか?
そこにはちゃんと理由があったのです。
それは
その子の母親にありました。
その子の母親は
幼い頃からとても貧乏で
自分の勉強をするどころではなく
幼い頃から働いて
必死で家計を支えていたので
ろくに勉強をすることができなかったのです。
そこでその母親のために
子どもが勉強を教えてあげようと
その日あった授業の内容を
家に帰ってそのまま
母親に教えてあげていたのです。
その子が成績がいいのは
母親に教えてあげたいとの一心で
授業に集中していたからだったのです。
人は
目的さえはっきりしていれば
ものすごいパフォーマンスが出せるのです。
その目的が
自分のためだけでなく
大切な誰かのためだった時
さらに大きな力を
発揮することができます。
だからこそ
私たちは
大きなゴールを持つ必要があるのです。
自分以外の誰かのために
という視野の広い
大きなゴールを設定することで
自分のために設定したゴールでは
到底考えられないような
素晴らしい結果を得ることができます。
その子が
母親に勉強を教えてあげたい
という一心で
学年トップの成績をとっていたように。
自分のゴールを
振り返ってみてください。
そこには
あなた以外の誰かの笑顔が
入っているでしょうか?
もしそうでないならば
そのゴールの視野を広げて
多くの人の笑顔が
入るようにしてみてください。
自分でも
想像ができなかったほどの
素晴らしい力を
発揮することが
できるようになります。
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