セルフトークを自覚する｜社員研修　フィードバック　コーチング

言葉には
その人の考え方が表れます。

先日行った
ある会社での研修の最後に
受講した社員さんに
感想を言ってもらいました。

その社員さんの
言葉の選び方が
特徴的だったので
そのことについて
コメントしました。

社員さんたちは
「〜したいと思います。」
「〜できたらいいなと思います。」
「少しずつ成長していきたいです。」
という言葉遣いを
しているのです。

私はこう言いました。

「自分が話す言葉は
　みんな自分が聞いています。
　そう言う意味でセルフトークなのです。
　
　〜したいと思います。
　という言葉には
　したいと思っているだけで
　本当にするかどうかはわからない。
　というニュアンスが含まれます。

　〜できたらいいなと思います。
　という言葉には
　できたらいいけど
　できないかもしれないな。
　というニュアンスが含まれるのです。

　少しずつ成長
　という言葉には
　一気に成長することはできない。
　と自分自身の成長に
　制限をかけているのと同じです。

　無意識で出てきた言葉でしょうが
　その言葉を常に
　自分自身が聞いているのです。

　自分が話した言葉の通りに
　自己イメージを作っているのですよ。」

私の言葉を聞いた
受講生の皆さんは
ハッとしていました。

自分の無意識の言葉の使い方に
驚いていたのです。

なかなか指摘されなければ
気づかないものです。

「〜したいと思います。」
「〜できたらいいなと思います。」
ではなく
「〜します。」
と力強く言い切ること。

語尾をぼやかして
曖昧にするのではなく
キッパリと言い切ることで
自分自身に
その意志の強さを
言い聞かせるのです。

また
「少しずつ」
などという
自分を甘やかす言葉を
使うのをやめるのです。

今すぐに
大きく変わることを
自分自身に
宣言すればいいのです。

自分が言った言葉の通りに
自分を変えていくのです。

自分がどんな言葉を
発しているのか
自覚的になることが大切です。

それが
自分の人生を作っているのです。
 

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