聞くことの大切さ｜傾聴 客観視 コーチング
2022/12/12
先日、地元の新聞の
取材を受けました。
30分も話せば
十分だろうなと思って
いたのですが
取材が終わって時計を見ると
いつの間にか2時間近くも
経っていたことに
びっくりしました。
私の話が
記者さんの興味を惹く内容で
面白かったのだろうな
とも思ったのですが
よく考えれば
それだけ話を引き出してくれた
記者さんの腕が
よかったのだと気づきました。
それが証拠に
取材が終わった後
私はとてもいい気分で
家路に着いたのです。
2時間近くもの間
自分の話を
じっくりと聞いてもらえる
というのは
人生の中で
そうそうあるものでは
ありません。
人は会話の中で
常に
次は何を話そうかと
考えています。
会話が楽しいのは
人の話が聞けるから
ではなくて
自分の話が
聞いてもらえるからなのです。
理想の上司
理想の教師
理想の父親・母親
理想の夫・妻
の条件として
いつも上位にランクインしているのが
「自分の話を最後まで聞いてくれる人」
なのです。
それだけ
世の中の人は
自分の話を聞いてほしいと
思っているのです。
話す＝放（はな）す
とも言われるように
今まで溜め込んでいた
思いを手放すことで
心が解放され
心穏やかになり
自分を客観視することが
できるようになります。
逆に言えば
人の話を聞くことは
素晴らしい力があるのです。
コーチングセッションで
日々、クライアントさんの
お話を聞いている私にとって
新聞の取材を受けることは
とても新鮮な体験でもあり
改めて
聞くことの大切さに
気づくことができました。
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