抽象度の高いゴール|煩悩 夢 志
2022/11/28
煩悩を抑えなさい
とか
煩悩をなくすことが大切だ
などと言われますが
私はそうは思いません。
煩悩は強い方がいいのです。
それだけ
ゴールに向かうエネルギーが
強いということです。
煩悩は強くてもいい。
ただし
煩悩が狭いのは
あまり良くありません。
お腹いっぱい食べたい。
という強い思いはいいのですが
私だけがお腹いっぱい食べたい。
というのでは困ります。
他人のものを奪ってでも
自分がお腹いっぱい食べたい。
という困った考え方に
なってしまうからです。
家族がお腹いっぱい
食べれれば嬉しい。
になれば少し広くなります。
地域のみんながお腹いっぱい
食べれれば嬉しい。
になればさらに広くなり
日本中のみんなが
世界中のみんなが
と広がっていけば
その煩悩は強ければ強いほど
いいに決まっています。
これが
コーチングでいう
抽象度の高いゴールです。
煩悩は強くそして広く
あるべきなのです。
世界中の人々を
包摂するような
高い抽象度のゴール設定をすれば
そこには
一人の願望にとどまらず
多くの人の願望が合わさって
ものすごいエネルギーを
生み出すのです。
ソフトバンク会長の
孫正義さんは
そんな
抽象度の高いゴールのことを
「志」と呼びます。
「夢と志は違います。
夢は漠然とした個人の願望であり、
志は個々人の願望を超えて多くの人々の
夢を叶えようとする気概です。
夢はこころよい願望だが、
志は厳しい未来への挑戦です。」
孫正義
煩悩は強くそして広く
それが
多くの人の共感を呼び
多くの人を幸せに導く
ことになるのです。
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