主体的に生きる 4630万円問題|刺激と反応 7つの習慣 コーチング
2022/05/24
阿武町の給付金誤振込事件が
話題になっています。
本人やその母親が
「役場の責任だ」というような
発言をしていると
ネットニュースに書かれていました。
本当かどうかはわかりませんが
もしそう言っているとしたら
その人は完全に主体性を失い
刺激と反応の世界に生きている
と言えるでしょう。
刺激と反応の世界に
生きているとは
どういうことでしょうか?
自分の言動の原因は
外部からの刺激にあり
自分の主体性をもたず
ただ刺激に
反応しているという状態です。
前述の例で言えば
お金が振り込まれたから
引き出して使った。
お金が振り込まれなければ
引き出して使うことはなかった。
お金を振り込んだのが
私の行動の原因である。
という考え方なのです。
刺激:大金が振り込まれた
反応:引き出して使った
ということであり
その刺激と反応の間に
本人の主体的な判断が
抜け落ちているのです。
その人の
主体的な判断があったとしたら
「役場が振り込んだのが悪い」
という発言にはならないのです。
もしかすると私たちも
同じように刺激と反応の世界に
入ってしまっているかもしれません。
刺激:景気が悪いから
反応:仕事のやる気が出ない
「景気が悪いせいだ!」
刺激:子どもが言うことを聞かないから
反応:厳しく叱る
「子どものせいだ!」
刺激:上司が頼りないから
反応:自分の営業成績が悪い
「上司のせいだ!」
というふうになっていませんか?
刺激と反応の世界から抜け出し
主体的に生きるというのは
周囲からの
どんな刺激があったとしても
自分の望む未来につながる言動が
できるということです。
そしてその言動の全責任を
自分で取ることが出来る。
そんな主体的な人に
なっていきたいですね。
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