高校受験の前に|教育 コーチング 目標設定
2022/02/07
高校受験を目の前にして
将来何がやりたいのか
決まっていないという
子がいたとします。
あなたが親なら
なんと言葉かけをしますか?
「とりあえず
将来の選択肢を広げるために
勉強して普通高校に行きなさい。」
おそらく
多くの人がそういう
言葉かけをするのでは
ないでしょうか?
もちろん
それを選ぶ子どもも
いるとは思いますし
それが悪いというわけでは
ないのですが
せっかく
義務教育の終わりという
節目なのですから
「とりあえず勉強しておく」
という選択肢は
もったいないと思うのです。
「将来何がやりたいのか
決まっていない」
という子ほど
何のために勉強をするのか
ということを
しっかりと考える機会を
与えて欲しいのです。
「そんなこと考えてる暇があったら
問題集をやってなさい。」
ではもったいないのです。
多くの子どもたちが
小学校入学してから
ただ何となく
勉強をさせられています。
レストランで
席に着いたら
頼んでもいない
フルコースの料理が
次々とテーブルに
運ばれてきているようなものです。
中にはその料理が
とっても大好きな子も
いるでしょうし
どうも口に合わない子も
いるのです。
言われるままに
出された食事を食べ
一通りコースが終わる頃に
親がこういうのです。
「どうせ食べたいもの
わからないんでしょ。
注文しといたからね。」
そう言って
料理を選ぶ機会を
また失ってしまうのです。
「やりたいことがわからないなら
とりあえず勉強しておきなさい。」
という言葉かけは
自分の人生を選ぶ機会を
失うことになってしまうのです。
その前に
一度立ち止まって
しっかり自分の頭で考えさせること。
親が勧めたから
みんなが行ってるから
という理由だけで進むのは
とても
もったいないと思うのです。
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