リスクをとらないリスク|自己革新 スタート 勇気
2021/11/14
今、学校では
木登り禁止などという
ルールがあるのを
知っていましたか?
子どもが怪我を
しないようにするために
作られたルールだそうです。
確かに木登りしなければ
落ちて怪我をするリスクは
減るかもしれません。
しかし
木登りをしないことで
身につけることのできない
筋力やバランス感覚を
失うことで
別の場面での怪我のリスクが
高まっているかもしれません。
私たちは
リスクを恐れるあまり
リスクを取らないことで
別のリスクを
背負ってしまっているかも
しれないのです。
何か新しいことを始めたい。
でも失敗するのが怖い
だから一歩踏み出せない。
あの人に告白したい
でも振られるのが怖いから
一歩踏み出せない。
人前に出て話したい
でも恥をかくのが怖いから
一歩踏み出せない。
その一歩を踏み出さず
その場に留まり続けることは
一歩踏み出して
失敗するよりも
実は怖いことかも
しれません。
絶対に怪我をしたくない人は
家から一歩も出ないという
選択をするかもしれません。
しかし
家から一歩も出ないことで
運動不足や
日光を浴びないことによる
病気のリスクが高まるのは
容易に想像がつくことでしょう。
しかし
新しいことを始める場合には
なぜか
それをやらないことに
対するリスクについて
考えが及ばない人が
多いのです。
バスケットボールの神様
マイケル・ジョーダンは
こう言っています。
「何かを始めるのは
怖いことではない
怖いのは
何も始めないことだ。」
本当の
リスクマネジメントは
やることへのリスクと
やらないことのリスクの
両方を評価することです。
何が本当に
避けるべきリスクなのかを
しっかりと見極めることです。
木登り禁止のルールが
馬鹿げていると思うのなら
一歩踏み出すことの
重要性も
わかっているはずです。