母の一言
2021/08/28
親や教師、周りの大人から
かけられる子どもへの言葉は
そのまま
アファメーションになります。
アファメーションとは
affirmationという英単語に由来し
肯定、断言、宣言などという
意味があります。
コーチングの分野では
望む結果を導くために
肯定的な宣言を自分自身に対して
行うことを言います。
言葉の力が
未来を作っていくという
考え方です。
親から
「あなたは賢い子だね。」
と言われて育った子は
それがアファメーションとして働き
その子に
その言葉通りの現実を
もたらすことになります。
逆に
「あなたはバカだね。」
と言われて育った子は
「そうだ、私はバカなんだ。」
という自己イメージを作り
「バカな私には
こんなことしかできない。」
と
その言葉通りの言動を
するようになるのです。
それを実現するように
動いていくのです。
特に経験も知識も少ない
子どもにとっては
周りの大人の言葉を
そのまま素直に受け入れやすいのです。
子どもに対して
かける言葉は
その子の人生を左右するような
重みがあるのです。
私の経験ですが
小学生の頃に
学校でのトラブルが起きたとき
母が
「大輔は悪いことする子じゃない。
信じてるよ。」
と言ってくれたことを
今でも覚えています。
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もちろんそのトラブルに
私は関係していたわけでは
ないのですが
そう信じてくれているのに
絶対に悪いことはできないな。
と子ども心に思ったものです。
それ以来
「自分は悪いことをする人ではない。
いい人間なのだ。」
ということを
自分自身に言い聞かせながら
生きてきたように思います。
小学校時代の
母の一言が
私の今につながっていると
実感しています。
周りの大人から
子どもにかけられた言葉は
ボジティブなものであれ
ネガティブなものであれ
それがアファメーションとなり
その子の未来を
作っていくのです。