熱い思いは大切だけど
2021/08/11
コーチングでやっているのは
クライアントの
エフィカシーをあげること。
エフィカシーとは
ゴールの達成能力の自己評価。
大切なのは自己評価であり
他人が評価することではない。
どれだけ他人が
「無理だ。」
と言おうが
自分ならできるという
自信を持つことが大切。
こんな話をしていると
つい勘違いを
してしまう人がいます。
それは
自分の現在地を
把握することを
怠ってしまうということです。
例えば
「ダイエットして10キロ痩せるぞ!」
と言っているのに
自分の現在の体重を
知らないでいては
今どれだけ体重が落ちていて
あとどれだけ体重を落とすのかを
知ることができません。
ただ
「自分にはできる。」
と
御念仏のように唱えていても
具体的にどうすればいいのかが
見えてこないのです。
「あなたには無理だ。」
というドリームキラーの
言葉を受け入れる必要は
ありませんが
今、自分がどの位置にいるのか?
という現状把握は
しっかりと行うことが大切なのです。
ゴールと現状が
あまりにもかけ離れていることを
知るのが怖くて
現状把握から逃げ
ただただ
「私にはできる。」
と言い聞かせていたとしたら
それは
本当にエフィカシーが高いとは
言えないのです。
しっかりと自分の
現在地を客観的に見て
どんなに
現状とゴールとが
かけ離れていようとも
自分ならそのギャップを
必ず埋めることができる。
という信念を持つことが
高いエフィカシー持つ
ということなのです。
熱い想いは大切だけど
冷静な現状分析もまた
大切なことなのです。