ガチガチに緊張する
という言葉もあるように

緊張した時には
筋肉が強ばります。

滑らかな動きが
できなくなり
ロボットのような
動きになってしまいます。

喉の筋肉もこわばって
喉が閉まるので
声は上ずり
いつもより高い声になります。

「今、緊張してるな。」
そう思って
緊張しないように
しようとすればするほど
余計に緊張してきます。

そこで有効なのが
逆腹式呼吸です。

腹式呼吸は
息を吸った時にお腹が膨らみ
息を吐いた時にお腹が凹みます。

逆腹式呼吸は
その逆をやるのです。

息を吸う時には
特に意識する必要は
ありません。

息を吐いた時に
筋肉が弛緩して
自然とお腹が膨らむ
という感じです。

吐くとき
一息ごとに
首、肩、背中、腕というように
体の上の方から順に
筋肉がゆるめていきます。

椅子に座っていれば
どんどん椅子に
体が沈み込んでいくような
イメージを作ります。

右手で左手を持ち上げ
手を離すと
ストンと左手が落ちる

そうなれば
十分にゆるんでいる
証拠です。

体がゆるんで
緊張がとけ
いつものパフォーマンスを
発揮できるようになります。

体だけでなく
頭の働きも良くなります。

前向きで
クリエイティブな
発想もできるよう
になるのです。

緊張状態は
コンフォートゾーンの
外側にいるという自覚が
それをもたらしますが

逆腹式呼吸をマスターし
いつでもリラックス状態が
作れるようになれば

コンフォートゾーンを
広げることにも
つながります。

いつでもどこでも
リラックス状態を作れる
という自信が
さらにあなたの可能性を
伸ばしていくでしょう。