私たちは
何が正しいのかを
探すことに
注力してきました。

正しいか正しくないか
ということこそが
考え方の中心と
なっているのです。

どうして
こうなっているのでしょうか。

そうです。
学校でずっと行われてきた
テストがその考え方を
作ってきたのです。

正しい答えを出すと
誰かがそれを評価してくれる。
「それ、正解です！」
とお墨付きをくれる。

そのお墨付きが
欲しいから
私たちは
正しい答えを
探し続けているのです。

「それ、正解です！」
と言ってほしいのです。

何かの問題が起きた時
私たちは無意識に
「どうすればいいか？」
という言葉が
頭の中を巡ります。

いいか悪いかが
大切なのです。

しかし
何が良くて
何が悪いか
つまり
正しいことと
正しくないことは

時と共に
どんどん変わっていきますし
同時に
複数の正しさが
存在する時代にも
なってきています。

ですから私たちは
「どうすればいいか？」
ではなく
「どうしたいか？」
ということを
大切にするべきなのです。

いいか悪いか
正しいか正しくないかは
誰かが
お墨付きをくれるのを
気にするのではなく
自分自身が
決めればいいのです。

自分の人生の責任を
自分で持つというのは
そういうことです。

ここが腑に落ちれば
私たちは
もっと幸せになれるし
もっと自由になれます。

自分が納得できる
生き方ができるのです。