最近、私の周りの方が
こんなことを言っていました。

「変わりたいと思えば思うほど
　自分の問題点に
　フォーカスしてしまう。」

なるほどそうだな。
と思いました。

変わりたい＝今の自分はダメ
という評価を
自分自身にして
しまっているのです。

つまり
変わりたいと思う人は
自己イメージを
下げてしまっている。

変わりたいと思えば思うほど
理想の自分と
現状の自分との間に
溝を作っていることに
なるのです。

変わりたい人が
変われないのは
自分でハードルを
上げているのです。

努力、根性、気合いで
「変わるぞ！」
思えば思うほど
それが難しいことに
思えてくるのです。

大切なのは
自分はすでに
そんな人間なのだ。
と気づくことです。

現状の自分と
理想の自分
2つのゲシュタルトを
持つのではなく

今の自分が
すでに理想の自分なのだ。
というゲシュタルトを
持つのです。

妻と義母
（少女と老婆ともいう）
という隠し絵では

若い女性と
老婆とを
同時に
見ることはできません。

一方を見ようとすると
他方は見えなくなります。

しかしそれは
絵がすり替わったわけではなく
見方が変わっただけです。

同じ絵を指して
若い女性と見たり
老婆と見たり
しているだけなのです。

「変わりたい」
と思うのではなく
「見方を変える」
だけでいいのです。

自分は常に自分である
でも
今まではその見方が
間違っていた。
過小評価して
しまっていたことに
気づけばいいのです。

少女が
一瞬にして
老婆に見えるように

あなたは
一瞬にして
理想の自分であると
気づくのです。

そこには
努力も根性も気合も
必要ありません。

苦しい思いを
する必要はないのです。

今、この瞬間に
そうであると
気づくだけです。