コーチング理論を
学んでからは
言葉に
敏感になってきました。

人が発する言葉が
ポジティブなものか
ネガティブなものかが
とても気になるように
なってきたのです。

その人が発する言葉は
それがそのまま
セルフトークになるのです。

ネガティブな言葉を
発する人は
それを常に自分で
聞いているので

どんどん
ネガティブな
自己イメージを
作っていきます。

そんな言葉を聞くと
「もったいないなあ。」
と思うのです。

本当はもっと
すごい力を持っているのに
それを自分で
使えなくしてしまって
いるからです。

そんな
ネガティブな言葉を
発する人が
よく使う言葉に

「難しい」「大変だ」
という言葉があります。

本当に連発する人が
います。
挨拶がわりのように
「難しいよね。」
「大変だよね。」
というのです。

みなさんの周りにも
いませんか？

その人は
それほど多用していることを
意識していないでしょうが

無意識は
自分の発言を
いつも聞いているのです。

「難しいよね」
「大変だよね」
といつも耳にしている人は

自分は困難に囲まれている
その困難を取り除くことは
自分の力ではできない
という自己イメージを
作り上げているのです。

全力で
「できない人」
になっているのです。

自分が発する言葉は
とても大きな力を
持っています。

人は
自分が発する言葉が
間違っていると
思いたくないのです。

「難しいよね。」
「大変だよね。」
と言ってしまった以上
それが
簡単にできてもらっては
困るのです。

そして
その言葉通りになるように
行動するのです。

だとしたら
望ましい言葉は
何でしょう。

「簡単だよね。」
「楽勝でしょう。」
と言った言葉では
ないでしょうか。

この言葉で
自己イメージを
グッと高めることが
できます。

自分は
できるんだと
自分自身に
言い聞かせるのです。

私たちが
毎日発する
大量の言葉が

私たちの
自己イメージを
作っていくのです。

どんな言葉を
発しているかに
注意したいものです。