日本の良さを
本当に知るには
外国に出ないといけない。

と言われます。
同じように

学校の良さを
本当に知るのは
卒業してからですし

家庭の良さを
本当に知るのは
家を出てからなのです。

今いる場所の
良さを知るには
その枠組みの
外側に出ることが
必要なのです。

その枠組みの中では
その状態しか
知らないので

良いとか悪いとか
判断する以前に
その状態が
絶対なのです。

しかし
その枠組みの
外に出ることで
初めて
それを相対化して
みることができ

長所や短所を
見極めることが
できるようになります。

今自分が
大切にしている信念も
その価値観の
外側に出てみることで

その価値観を
相対化して
考えてみては
どうでしょうか？

お金が大切だ
という価値観の
外側に出るために
一万円札を
ビリっと破ってみる。

仕事を
しなければならない
という価値観の
外側に出るために
仕事をズル休みしてみる

大切だと
思っているものを
一度手放してみるのも
いいかもしれません。

自分が
それが大切だと
信じているもの
その信念の
外側に出ることで

本当は
それが大切だと
思い込まされて
いるのではないか
と疑ってみることが
できるのです。

常に自分の価値観を
相対化することで

些細なことに
こだわって
大切なことを
見失ってしまうのを
防いだり、

今まで
見えていなかった
自分にとって
本当に大切なことに
気づけたりします。

正しいと思うこと
大切だと思うもの
それを
捨てろとまでは
言いませんが

それを
絶対だと思う気持ちを
一旦横に置いておいて

本当はそうでは
ないのでは？
と考えてみてください。

新たな発見が
あるかもしれませんよ。