親は絶対!?
2020/09/04
よくも悪くも
親は子どもに
絶大な影響を与えます。
しっかりと親の愛情を
受けて育った子は
その子自身も
愛情深い人に
なっていきますし
親の愛情を
受けられなかった
子どもの中には
自分が親になって
子どもの愛し方が
わからないという人も
いるのです。
そんな極端な
例でなくても
ほとんどの親子で
親の価値観は
そのまま子どもに
伝わるものです。
それがよい方に
働けばよいのですが
それが子どもの
行動を縛ることも
あるのです。
例えば
親から
「辛いことから逃げてはダメ」
と言って育てられた子が
ブラック企業で
劣悪な環境で
仕事をさせられていても
なかなか
辞めることができず
病気になってしまったり
ついには
自殺をしてしまったり
ということもあります。
また親に
「お前は商売は向いてない。」
と言われたその一言が
その子の職業選択の幅を
狭めてしまうこともあります。
目上の人を
大切にしなさい
という儒教的価値観が
さらにそれを促進して
しまっているのです。
親を大切にすることは
親の言うことを
なんでも聞くこととは
違うはずです。
コーチングでは
親の価値観を
超えることについて
お話することがあります。
知らず知らずのうちに
その人の思考や行動の枠を
作ってしまっている
親の価値観の外側に
出ることを
意識してもらうのです。
何も
親と喧嘩をしろ
と言うわけではありません。
その価値観の外側が
あることに
気づいてほしいのです。
今、子育て中の人は
どこか自分の価値観で
子どもの思考や行動を
縛ってしまっていないか
振り返ってみてください。
本当に
その子がその子らしく
自分の夢をかなえて
いけるように
その子の価値観を
大切にしてあげて
ほしいと思います。