ミラーニューロン
2020/08/19
ゴールは抽象度が
高いほどいい。
と言います。
自分一人が
お腹いっぱい。
よりも
家族みんなが
お腹いっぱい。
いいですよね。
さらに
世界中の人が
みんなお腹いっぱいに
なったらもっと
いいですよね。
ということです。
より高い視点で
より広い範囲を
カバーするのが
抽象度の高い
ゴールです。
そんな
聖人君子みたいなこと
考えられない。
自分のことで
精一杯だ。
と思う人も
いるかもしれません。
しかし人間には
そう考えられるだけの
機能が備わっているのです。
霊長類の脳の中には
ミラーニューロンと
呼ばれる
神経細胞があります。
他の個体を見て
まるで自身が
同じ行動をとっている
かのように
鏡のように反応する
ことから名付けられました。
つまり
自分以外の人が
嬉しいと思うと
自分も嬉しくなる。
そういう機能を
人間は持っているのです。
自分のゴールの中に
どれだけ
他人の幸せが
入っているか。
これが
抽象度が
高いゴールかどうかの
ポイントです。
そしてそれは
私たち人間の
脳にインプットされた
素晴らしい機能の
発現なのです。
爬虫類のような
本能的なゴールを
設定するだけに
終わるのか
霊長類の
人間としての
抽象度の高い
ゴールを設定するのか
どちらが
自分の脳を
喜ばせるのかを
しっかりと
考えてほしいと思います。