ある日
ふと不思議に
思ったことが
ありました。

私が
赤いものを見たとき
他の人もその色を
「赤だ」
と言うけれど

私が赤いものが
どんな見え方を
しているかを
他の人に正確に
伝えることは
できないな。

逆に他の人が
赤をどんな色に
見えているかを
私に正確に
伝えることはできない。

みんな
同じものを
赤と
呼んでいるだけで

みんな別の見え方を
しているのかも
しれないな。

そんなふうに
思ったのです。

この不思議な感覚を
わかってもらえる
でしょうか？

トマトも
日の丸も
血の色も
みんな赤だけど

他の人は
私の見え方でいう
緑色のように
見えていて

それを赤と
呼んでいるかも
しれないのです。

目から入ってきた
情報を
脳が処理して
赤い感じを
作り出していますが

その処理の過程が
ちょっと違えば
違うものが
見えているのです。

つまり
世界が
どう見えているかは

その脳の処理の
違いによって
全く違う可能性がある
ということです。

視覚だけでなく
聴覚や
触覚など
他の感覚にも
同じことが言えます。

その感覚から
受ける感じ方も
また
人によって違うのです。

この世界は
自分の
脳と心が
作り出している。

脳と心のあり方
つまり
マインドのあり方が

この世界のありようを
決めているのだ。

そう気づいた瞬間が
ありました。

私が今
コーチングで
周りの人を
幸せにできると
確信できているのも

そんな
気づきがあったから
なのです。

この世界を
どう作っていくか？

それを決めるのは
あなた自身の
マインドです。

だからこそ
マインドの仕組みと
その使い方が
重要なのです。