一般化のワナ
2020/08/10
〜する人の割合は〇〇%
こんな
このように統計的に
処理された数値を
見て未来を
決めている人は
いませんか?
例えば
大学入試のための
模擬試験で
A判定B判定といった
未来を予測する数値が
あります。
A判定なら90%の人が
合格できる
B判定なら70%など
ではD判定やE判定の人は
諦めた方が
良いのでしょうか?
また
職業分野である
カテゴリーの人が
占める割合を示した
データがあります。
例えば
女性の料理人は
全体の〇〇%や
高卒で幹部になれる人は
全体の〇〇%など
といった数値です。
これを見て
自分のカテゴリーの
割合が低い場合は
その職業を諦めた方が
よいのでしょうか。
このような数値は
あくまで
過去の自分以外の人たちの
データから算出されたもので
必ずしも
未来のあなたに
当てはまるとは
限らないのです。
その数値の中には
あなたは
含まれていない。
これが
重要な事実です。
一般化のワナに
はまらないで
ください。
統計的な数値は
そのサンプリング方法や
算出方法を変えることで
見た目の数値が
大きく変わることもあります。
ひょっとすると
あなたの判断を
操作するために
意図的に作られた
数値である可能性も
あるのです。
あなたの未来は
あなただけの未来です。
一般化された
〇〇%のなかに
あなたはいません。
それを
忘れないでください。