やりたくないけど
やらなければ
いけないこと。

これを
どうするかが
多くの人の
悩みなのでは
ないでしょうか。

コーチングでは
やりたくないことは
やらなくていい。

やりたいことだけを
やればいいと教えます。

しかしなぜか
やりたくないけど
やらなければ
いけないことが
出てきます。

これは
抽象度の問題です。

マシュマロテスト
というテストでは

子どもにマシュマロを
一つ見せて

私が帰ってくるまでに
このマシュマロを
食べずにいたら
2つあげるね。

と言って
その部屋を
出ていきます。

子どもが
マシュマロを目の前にして
15分間我慢できるかを
試すテストです。

その子にとっては
食べずに我慢するのは
やらなければ
いけないことですが

少し抽象度を
上げて考えれば
15分我慢するのは
15分後に
2つマシュマロをもらう
という
やりたいことの一部なのです。

時間的な
抽象度を上げて
考えることができれば

その子は
目の前のマシュマロを
食べるのを我慢することが
できます。

私たちが
日々直面する

やりたくないけど
やらなければ
いけないこと。

これも
マシュマロテストと
同じように
考えてみては
どうでしょうか。

抽象度を
上げて考えてみると

実はこれも
やりたいことの
一部なのではないか。

やりたくないことも
大きな視点で考えれば
やりたいことの
一部なのではないか。

このように考えれば
やりたいことだけやる
という生活も
あながち
無理なことでは
ないように思えるのです。

しかし
それでも
どうしても
やりたくないことが
ある時があります。

その時は
キッパリと
やめましょう。

やりたくないことを
無理にやることは
ありません。

まずは
抽象度を上げて
考えること。

やりたいことの
一部ではないか
と考えてみましょう。