人は過去に作られた
枠組みの中で
生きています。

自分がどんな人間かを
決めているのは
過去の経験や知識です。

例えば
血液型がA型の人は
几帳面である。
という知識と
自分はA型である
という知識が合わされば

自分は
几帳面である。

という自己イメージが
できてきます。

周りにいる
几帳面な人に
「あなた何型？」
と聞き
答えがA型であったなら

ますます
A型は几帳面だ。
だから
私も几帳面なのだ。

という自己イメージが
強固になります。

几帳面というと
ポジティブな
響きがありますが

これは
ネガティブなことにも
働きます。

例えば
私は四角四面で
融通が効かない。
という
自己イメージだったならば

先ほどと同じ原理で
どんどん
その自己イメージが
強化されていき

自分がどんな人間かを
作り上げていくのです。

望ましい
過去の経験や知識
ばかりなら
望ましい
自分になれますが

そうでない場合も
あります。

しかし
コーチングでは

自分がどんな人間か
は
自分で決められますよ。
と教えます。

四角四面で
融通が効かない
という自分が
望ましい自己イメージで
なかったならば

もしも自分が
どんなことにも
柔軟に対応できる
人間だったら・・・

と考えてみるのです。

もしもそんな
人間だったら
こんな時どんな
行動をとるだろうか？
と考え
実際に
やってみるのです。

私たちは
刺激と反応の世界に
生きているわけでは
ありません。

特定の状況で
特定の行動をする
単細胞生物でも
ロボットでも
ないのです。

私たちには
意志があります。

刺激に対する
反応をどうするかは
自分で
決められるのです。

もしも〜だったら・・・

と考えることで
過去の自己イメージを
更新していきましょう。

あなたは
今この瞬間に
新しい
そして
望ましい
自分になることが
できるのです。

こうありたいと
願うこと。

それが
自分の未来の
自己イメージなのです。