教育と洗脳
2020/07/15
教育と洗脳は
紙一重です。
教育も洗脳も
どちらも
その人の思想や価値観を
変えていくもの
ですが
本人の望む方向へと
変えていくものを
教育と言い
本人の望まない方向
つまり
第三者にとって
都合の良い方向へと
変えるものを
洗脳と言います。
私たちが
教育と呼んでいる
ものの中には
洗脳が潜んでいる
可能性もあるのです。
家庭教育
学校教育
社会教育
社員教育
様々な場面で
人は人を教育します。
教育者が
決して忘れては
ならないのは
自分の行っている
働きかけが
本当に相手のために
なっているかという
視点です。
教育者が
自分の業績や名声を
考えながら
教育をするとき
それは
洗脳になっている
可能性があります。
相手の利益ではなく
自分の利益を
考えたときです。
自分の利益のために
相手を操作しようとする
これこそが
洗脳なのです。
そしてもう一つ
教育と洗脳とを見分ける
大事な指標があります。
それは、
情報の遮断が
あるかないかです。
洗脳するときに
必ずと言って良いほど
行われるのが
情報の遮断です。
相手の判断基準
となる情報を
自分の都合の
良いものだけにして
それ以外の情報を
与えないようにする。
そうやって
相手を
操作していくのが
洗脳の
常套手段なのです。
私たちは
様々な場面で
教育というものに
関わる機会があります。
教育をする側に立ったとき
相手の利益に
なっているか?
情報を恣意的に
遮断していないか?
これを常に
念頭において
取り組みたいものです。
教育を洗脳にしないために。